「閉店・移転が決まったけど、スケルトン費用が重い…」
「内装や厨房設備を、次の人に引き継げないだろうか?」
そんなときに検討したいのが、居抜き売却(造作譲渡)です。
今回は、栄駅徒歩1分/錦三丁目エリア/地下1階/約10.7坪の店舗を例に、バー造作・設備一式を活かした居抜き譲渡のポイントを事例としてまとめます。
栄・錦三丁目で店舗撤退/居抜き売却(造作譲渡)を検討中の方へ。
「スケルトン費用が重い」「内装・設備を次の人に引き継ぎたい」場合は、居抜き売却(造作譲渡)が有効なケースがあります。
まずは仕組み・相場・流れを整理したい方は、こちらも参考にしてください:
居抜き買取(造作譲渡)とは?
事例概要
• エリア:名古屋市中区 錦三丁目(栄駅徒歩1分) 
• 階数:地下1階(EVあり) 
• 面積:35.442㎡(約10.7坪) 
• 造作:バー造作・設備一式(用途:バー居抜き(造作譲渡)/店舗譲渡(名古屋・栄・錦三丁目 ) 
• 造作譲渡希望:2,500,000円 
• 賃料:214,000円(税込) 
• 共益費:36,000円(税込) 
• 保証金:3,500,000円/礼金:賃料1ヶ月 
• 契約:事業用普通借家(10年) 
• 築年:1973年7月(築約51年)
この物件で「居抜き」が有利になりやすい理由
今回のポイントは、“バー造作・設備一式”が残っている点です。 
居抜きは「次の人がすぐ営業できる」ほど価値が出ます。
• カウンターや客席など、内装の再利用価値がある
• 設備一式が引き継げると、開業コストと工期を圧縮しやすい
• 栄駅徒歩1分×錦三丁目で、出店検討の母数が多い
募集時に整理したい「費用」の考え方(居抜き成功の肝)
居抜きは、造作譲渡金+毎月固定費のセットで判断されます。
今回の条件だと、固定費としては 賃料214,000円+共益費36,000円がベース。 
さらに、物件ごとに以下のようなランニング費用が発生する場合があります(例として本物件では、ごみ収集費や電気・水道の基本料などが明記)。 
ここを最初に見える化しておくと、問い合わせ~内見~申込がスムーズになります。
居抜き売却は、造作譲渡金だけでなく「貸主承諾」「申込〜契約」「引渡し」までの段取りで結果が変わります。
手続きの全体像を先に確認したい方はこちら:
店舗売りたい、売り店舗物件の具体的なアドバイスや手続き
失敗しないための注意点(居抜き譲渡の“止まりポイント”)
居抜き譲渡は魅力が大きい反面、止まりやすい論点もあります。
1)造作譲渡金は「原価」ではなく「再利用価値」
「内装にお金をかけたから…」だけで造作金額を決めると、反応が鈍くなりがちです。
買い手は **回収見込み(売上・初期投資・工期)**で判断します。
本物件では造作譲渡希望が250万円の設定。 
市場感と照らして「どの業態が引き継ぎやすいか」までセットで設計するのがポイントです。
2)業態の相性(バー造作は“刺さる業態”がある)
バー造作は、相性が良い業態にハマると強い一方、合わない業態だと改装前提になります。
募集では「出店可能業種」の幅を示しつつ、特に相性が良い業態を前面に出すのがおすすめです。 
3)契約・手数料のルールは事前に明確化
居抜きは「賃貸契約」と「造作売買契約」で手続きが分かれることがあります。
本物件の資料でも、賃貸仲介手数料・造作契約手数料について記載があります。 
申込後に揉めないよう、募集段階で説明できる形にしておくと安心です。
「申込後に揉めないように、募集段階で説明できる形にしておく」ためには、条件整理を早めにやるのが近道です。
スピード重視で進めたい方はこちら:
スピード対応で即日査定!事業転換に、店舗売却の最短ルート
サンコー不動産が居抜き売却で行う基本サポート(例)
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物件の強み整理(駅距離・導線・地下区画の見せ方)
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譲渡対象(残置物含む)の整理と、現地確認の段取り
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造作譲渡金の設計(相場・反応を見ながら調整)
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オーナー承諾に向けた準備(業態条件・契約条件の整理)
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募集資料(写真・設備・費用)の整備
まとめ:居抜き売却は「条件設計」と「見える化」で決まる
今回のように、栄駅徒歩1分/錦三丁目/約10.7坪/バー造作の店舗は、居抜きが成立すると
• 原状回復負担を抑えられる可能性
• 次の借り手が見つかれば、閉店・移転のストレスを軽減
• 買い手側も開業コストと工期を圧縮しやすい
といったメリットがあります。 
「居抜きでいけるのか、スケルトンが無難か」
「造作譲渡金はいくらが現実的か」
この判断は、物件の条件とタイミングで変わります。
店舗の居抜き売却・店舗譲渡をご検討中の方は、エリアと業態、坪数・家賃、退去期限が分かるだけでも概算の方向性が見えます。
サンコー不動産では、名古屋エリアの店舗売却(居抜き)について、条件整理から募集までサポートしています。お気軽にご相談ください。
あわせて読みたい(居抜き売却で失敗しないために)
よくある質問
Q:地下店舗でも居抜き売却(造作譲渡)は成立しますか?
A:成立するケースはあります。ポイントは「地下=不利」と決めつけるのではなく、次の出店者が求める条件に合っているかで判断することです。
たとえばバー・スナック・カラオケ・シーシャ・会員制業態など、地下区画でも成立しやすい業態は一定数あります。
一方で、視認性や導線の弱さは出店判断に影響するため、賃料バランス・造作代・引渡し状態(そのまま営業できるか)を含めて「出店しやすい条件」に整えることが重要です。
当社では、立地(栄・錦三丁目など)とターゲット業態に合わせて、募集条件と見せ方(写真・設備一覧)を組み立てていきます。
Q:造作譲渡金は何で決まりますか?(原価ではなく再利用価値)
A:造作譲渡金は、内装や設備の“かけた費用(原価)”ではなく、“次の人がどれだけ使えるか(再利用価値)”で決まりやすいです。
具体的には、次の要素で評価が変わります。
- 使える状態か:厨房機器・空調・排気・電気容量などが稼働し、すぐ営業できるか
- 汎用性:次の業態でも転用しやすい内装・レイアウトか(クセが強すぎないか)
- 撤退期限:退去までの残り期間が短いほど、買い手側は慎重になりやすい
- 家賃とのバランス:賃料が高いと総投資(家賃+造作代)が重くなり、造作代は伸びにくい
- 引渡し範囲が明確:譲渡対象(残す物/撤去する物)が一覧化され、トラブルになりにくい
「いくらで売りたいか」より、“いくらなら決まりやすいか”を市場感と設備状態から設計するのが、居抜き売却を成功させる近道です。
造作代の目安や、譲渡範囲の整理(設備明細)まで含めて、状況に合わせてご提案しています。
栄・錦三丁目で店舗売却(居抜き売却/造作譲渡)を検討中の方へ
「居抜きでいけるか/スケルトンが無難か」「造作譲渡金はいくらが現実的か」は、立地・坪数・賃料・退去期限で大きく変わります。
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