古家付き土地は「解体して更地」か「現況のまま」か?売却で損しない判断基準(費用・期間・注意点)

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2026年02月19日

古家付き土地は「解体して更地」か「現況のまま」か?売却で損しない判断基準(費用・期間・注意点)

古家付き土地を売ろうとすると、ほぼ必ず迷うのがこれです。
  • 解体して更地で売るべき?
  • そのまま(古家付き・現況)で売るべき?
  • 解体費をかけても回収できる?
  • どちらが早く売れる?
結論から言うと、正解は物件によって違います。
ただし、判断の軸を間違えると「解体費で手取りが減る」「売却が長期化する」など、損につながることがあります。

この記事では、古家付き土地の売却で損しないための判断基準を、費用・期間・買主心理の観点から整理します。

1. 古家付き土地の売り方は2つしかない


古家付き土地の売却は、基本的に次のどちらかです。

1)更地渡し(売主が解体して引き渡す)
2)現況渡し(古家付きのまま引き渡す)

この2択の違いは、「売主が解体費を負担するかどうか」だけでなく、売却期間やトラブルリスクにも影響します。

2. 更地にするメリット・デメリット


更地にするメリット
建築イメージが湧きやすく、検討が進みやすい
住宅用地として買主が付きやすい(購入層が広がる)
解体後の状態が明確で、契約後の揉め事が減りやすい

更地にするデメリット
解体費が先に出る(数十万〜数百万円規模になりやすい)
解体後に固定資産税が上がる場合がある
すぐ売れないと「費用だけ先に出て」資金負担が増える

つまり、更地は「売れやすさ」を取る代わりに、売主側の先出しコストが増えます。
 

3. 現況渡しのメリット・デメリット


現況渡しのメリット
解体費を先にかけずに売り出せる
売却までの資金負担が軽い
価格交渉が入っても“総額”で調整しやすい

現況渡しのデメリット
買主が解体費を見込むため、価格が下がりやすい
建物の状態が悪いと検討が止まりやすい
契約内容(責任範囲)を整理しないとトラブルになりやすい

現況渡しは「資金負担を抑えて売る」方法ですが、その分、条件整理が重要になります。  

4. 判断基準はこの5つでOK


迷ったら、次の5つで判断するとブレません。

① 立地と需要(買主層が厚いか)

需要が強い立地なら、現況渡しでも買主が付きやすいことがあります。
逆に需要が薄い立地は、更地の方が検討が進むことが多いです。

② 解体費の回収可能性(価格に乗るか)

更地にしたことで売却価格が上がっても、
解体費以上に上がらなければ手取りは増えません。

ポイントは「売却価格」ではなく「手取り」です。

③ 測量・境界の状況(追加費用が出るか)

土地は、解体よりも測量・境界確定で費用が増えるケースがあります。
境界が曖昧な場合は、売り方に関係なく早めに確認した方が安全です。

④ 売却期限(いつまでに売りたいか)

期限がある場合、更地解体の工期や手続きで時間を使うと危険です。
現況渡し+価格設計で早期成約を狙う方が合うケースもあります。

⑤ 建物の状態(買主の不安が大きいか)

雨漏り、傾き、シロアリなどが疑われる状態だと、現況渡しは説明と条件整理が必須です。
買主の不安を潰せないと、内覧後に止まりやすくなります。 

5. よくある失敗例


古家付き土地で多い失敗はこの3つです。
解体したのに売却が伸びず、固定資産税や維持費が増えた
現況渡しで売ったが、契約不適合や残置物で揉めた
境界が不明で買主が融資に進めず、話が流れた

売却は「出す前の準備」で結果が変わります。 

6. 売却で損しないための進め方


おすすめは、最初にこの順番で整理することです。

1)仲介で売る場合の想定価格(更地/現況の両方)
2)解体費・測量費など追加費用の見込み
3)買取ならいくらか(期限があるなら特に重要)
4)費用込みの手取り比較

これをやるだけで、「解体すべきか迷う」がほぼ解消します。 

まとめ:古家付き土地は“売れやすさ”より“手取り”で判断する

  • 更地は売れやすいが、解体費の先出しがある
  • 現況渡しは資金負担が軽いが、条件整理が重要
  • 迷ったら、需要・解体費回収・境界・期限・建物状態の5軸で判断
  • 最終的には「手取り」で比較するのが正解
更地にするか、現況で売るか。判断は「あなたの物件条件」で変わります。
解体費・測量費まで含めて、仲介と買取の両方で手取り比較の試算が可能です。まずは無料査定で確認してみてください。

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