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金山で居酒屋の出店相談を受けていると、 駅から近くて、しかも1棟貸で約170坪もあればかなり動きやすそうだと思われがちです。 たしかに、金山駅徒歩4分の1棟貸という条件はかなり強いです。 ただ現場で実際に見ていると、 駅近であることより 1階から5階までをどう使い分けるか のほうが、最後の決まりやすさを大きく左右します。
金山は、名古屋の中でも乗換と人の流れがはっきりあるエリアです。 ただし、駅に近いから何でも決まるわけではありません。 金山は、仕事帰りの利用、会食、二次会、終電前の短時間利用など、 時間帯ごとに客層がかなり変わります。 そのため、1棟貸のような大きな区画は、 単に広いというだけでなく、階ごとの役割を作れるかどうかが重要になります。
今回のような居酒屋居抜きの1棟貸は、 一見するとかなり魅力があります。 1階から5階まで使える、面積は約169.6坪、賃料も金山駅近接の大型区画としては坪単価5,600円。 ただ、借り手が本当に見ているのは、 そのまま使えるかどうかだけではなく、 宴会、少人数、カウンター、バックヤードをどう分けるか、 そして多層階で人員配置に無理がないかまで含めてです。
※この記事について
実際の不動産賃貸借契約の相談内容をもとに、地番やビル名など特定につながる情報は伏せて再構成しています。 また今回は、これまでの金山エリアの小型サロン案件や駅前単独フロア案件と重ならないように、 「金山の1棟貸居酒屋居抜きは、駅近よりも階ごとの使い分けで決まる」という切り口でまとめています。
今回ご相談いただいたのは、 金山駅徒歩4分の1棟貸居酒屋居抜き案件でした。 契約面積は560.66㎡、約169.60坪。 建物は1階から5階までの一棟貸で、各階おおよそ34坪前後、最上階が約31坪という構成でした。 契約条件は、賃料59.5万円(税別)、保証金238万円のスライド償却、造作譲渡300万円(税抜)希望、普通賃貸借2年、共益費込みという内容でした。
条件だけ見ると、かなり強い案件です。 金山駅徒歩4分で、1棟貸、しかも居酒屋居抜き。 ただ現場では、 借り手が最後に見ているのは 「駅近だから入る」ではなく、 「1棟を本当に使い切れるか」です。
金山は、名古屋の中でも乗換駅としての性格が強く、 昼夜で人の動きが変わりやすいエリアです。 仕事帰りの利用、宴会需要、終電前の短時間利用、二次会の流れなど、 同じ飲食でも時間帯によって取りやすい客層が違います。
つまり金山では、 駅に近いから決まるのではなく、 金山らしい時間帯別の需要に対して、フロアごとの役割を整理できた方が進みやすいということです。
1棟貸はたしかに強いです。 ただ、借り手が知りたいのは 広いかどうかではなく、 1階を何に使い、2階以上をどう使うのかです。 この整理がないと、 面積がある分だけ重く見えやすくなります。
坪単価5,600円という見え方は魅力です。 ただ、実際には1棟全体での賃料、保証金、造作譲渡金、人件費まで含めて判断されます。 そのため、「坪単価が安い」だけでは進みにくく、 1棟であることの意味を説明できた方が強いです。
居酒屋居抜きは、初期投資を抑えられる印象があります。 ただ、 どの階に何の設備が残っているか、 どの階まで実際に営業フロアとして使うのかで評価が大きく変わります。 だから、居抜きという言葉だけではなく、 フロアごとの使い方まで整理した方が進みやすくなります。
金山の駅近物件は、1フロアでも強いです。 ただ、1棟貸はまったく別物です。 1階の偶然来店だけを前提にすると、 上階の価値が伝わりません。 金山の時間帯ごとの需要を前提に、 宴会、少人数、個室、スタッフ動線まで含めて見せる必要があります。
今回のような金山の1棟貸居酒屋居抜きは、 「駅近の大きな物件」ではなく、 「金山らしい多層的な利用需要に合わせて、1階から5階まで役割を持たせやすい居酒屋実働区画」 として見せた方が進みやすいです。
この物件の価値は、 単なる金山駅近の大型区画ではなく、 金山エリアの時間帯別需要を取り込みながら、 フロアごとの役割を組みやすいことにあります。
金山の1棟貸居酒屋居抜きは、見た目の条件としてはかなり強いです。 でも、駅に近いからそのまま決まるわけではありません。 借り手が最後に見ているのは、 この立地で1棟を本当に使い分けられるかどうかです。
だからこそ、 金山駅徒歩4分、1棟貸、約169.6坪という分かりやすい強さだけでなく、 金山らしい時間帯別需要にどう合わせるかまで整理して見せることが大切です。 そこができると、反響の質も商談の進み方も大きく変わります。
金山エリアの駅徒歩4分・1棟貸約169.6坪居酒屋居抜きは、 条件だけ見ればかなり魅力があります。 ただ、その魅力を本当に活かすには、 駅近という言葉だけではなく、 金山エリアらしい多層的な需要にどう合わせるかを整理することが大切です。
金山のようなエリアでは、 分かりやすい条件だけでは進みません。 実際の使われ方まで見せられた物件のほうが、結果的に成約につながりやすくなります。
サンコー不動産では、金山エリアを含む名古屋市内の店舗契約や事業用賃貸について、 条件整理、募集資料の見せ方、契約条件の調整まで含めて実務ベースでご相談を承っています。
「大型区画なのに進まない」 「1棟貸の見せ方が難しい」 という段階でもご相談いただけます。