「不動産を売りたい」と考えたとき、最初に迷うのがこの2つです。
• 仲介(ちゅうかい):不動産会社が買主を探して売る
• 買取(かいとり):不動産会社が直接買い取る
どちらが得かは、状況(期限・物件・手間)で変わります。
この記事では、仲介と買取の違いを分かりやすく整理し、あなたに合う選び方まで解説します。
ざっくり言うと、
• 仲介:高く売れる可能性がある(ただし時間がかかることも)
• 買取:早い・確実(ただし価格は仲介より下がりやすい)
この“トレードオフ”を理解しておくと、売却で迷いにくくなります。
仲介の特徴
不動産会社が広告・販売活動を行い、一般の買主を探して売る方法です。
仲介のメリット
• 相場に近い価格(または高値)で売れる可能性
• 買主が幅広く、条件が合えば価格が伸びやすい
• 競合(複数検討)が起きると成約が早まることも
仲介のデメリット
• 売れるまで時間が読めない
• 内覧対応・片付けなど手間がかかることがある
• 価格調整が必要になるケースも多い
取の特徴
不動産会社が買主になるため、買主探しが不要です。
買取のメリット
• スピードが早い(最短で数日〜数週間)
• 内覧回数が少ない/近隣に知られにくい
• 契約不適合責任(売主の負担)が軽くなる場合が多い(条件による)
• 物件条件が厳しくても動きやすい(築古・再建築不可等も相談しやすい)
買取のデメリット
• 価格が仲介より下がりやすい
• 買取条件(現況渡し、測量の扱い等)がケースで異なる
大事なのは“売却価格”だけでなく、次の3つです。
1. いつまでに売りたいか(期限)
2. 売却にかけられる手間(内覧・片付け)
3. 最終的に残る手取り(費用・税金を差し引いた金額)
たとえば仲介で高く売れても、長期化して固定費(税金・管理費)が増えたり、値下げを繰り返したりすると、結果的に得じゃないこともあります。
こんな人は「買取」向き
• 期限がある(相続・住み替え・離婚・転勤など)
• 近所に知られずに売りたい
• 内覧対応の手間を減らしたい
• 築古・荷物が多い・再建築不可など、仲介だと難航しそう
• 契約後のトラブルリスクを減らしたい(条件による)
これは物件条件や市況で幅があります。
一般的には「仲介の想定価格より下がりやすい」のは事実ですが、重要なのは、
• 修繕や解体が必要か
• 立地・需要が強いか
• 現況渡しの条件
• 早期売却ニーズの強さ
で差が出る点です。
なので最適解は、「仲介で売った場合」と「買取の場合」を同時に比較して決めるのが一番合理的です。
売却は、今すぐ決めなくても大丈夫です。
まずは
• 仲介ならいくらで、どれくらいの期間で売れそうか
• 買取ならいくらで、どれくらいのスピード感か
• 諸費用を引いた手取りはどれくらいか
この3点を比較するだけで、判断が一気にラクになります。
• 高く売りたい → 仲介
• 早く確実に売りたい → 買取
• 迷う → 両方の査定を同時に取って比較
売却は、価格だけでなく、期間・手間・手取りで結果が変わります。