約13.98坪の1階飲食店居抜き店舗
賃料11万円、駐車場あり、既存内装を活かせる飲食店居抜き店舗。 今回は、造作譲渡150万円という条件が設定された店舗を題材に、 店舗売却・居抜き売却で評価されやすいポイントと、 売主が原状回復前に確認しておきたい実務ポイントをご紹介します。
飲食店可・居抜きで募集されている1階店舗です。 既存のカウンターや客席を活用できる可能性があり、 さらに駐車場も確保できる点が特徴です。 一方、食洗器・製氷機についてはリース品の引継ぎ条件があるため、 造作譲渡では「何が所有物で、何がリース品か」を明確に整理することが重要です。
名古屋市守山区四軒家|店舗売却・居抜き売却の概要
今回の物件は、名古屋市守山区四軒家1丁目にある RC造6階建の1階部分です。 地下鉄東山線「藤が丘」駅から徒歩20分で、 専有面積は46.20㎡、坪数にすると約13.98坪です。
募集資料では「飲食店可」「居抜き」とされており、 店内写真からはカウンター席やテーブル席を備えた 飲食店向けの既存内装が確認できます。
| 所在地 | 名古屋市守山区四軒家1丁目 |
|---|---|
| 交通 | 地下鉄東山線「藤が丘」駅 徒歩20分 |
| 専有面積 | 46.20㎡(約13.98坪) |
| 階数 | RC造6階建/1階部分 |
| 築年月 | 1979年7月 |
| 賃料 | 110,000円/月 |
| 礼金 | 3ヶ月 |
| 敷金 | なし |
| 保証金 | 3ヶ月 |
| 契約期間 | 3年 |
| 現況 | 使用中 |
| 引渡時期 | 相談 |
| 造作譲渡金 | 1,500,000円 |
| 設備 | トイレ・都市ガス・エアコン |
| 駐車場 | 月額6,600円/台・空き4台(募集資料時点) |
| 駐車場条件 | 2台分利用必須。計4台分の継承は相談可能 |
| リース品 | 食洗器・製氷機 |
| リース条件 | 残存約2年6ヶ月・月額27,500円 |
| 業態 | 飲食店居抜きとして募集。詳細な前テナント業態は要確認 |
なぜこの店舗が次の出店者から評価されやすいのか
約14坪の使いやすいサイズ感
約13.98坪の店舗は、大型店と比較すると 初期投資や人員を抑えながら営業を始めやすいサイズです。 カウンター主体の飲食店や小規模レストラン、 テイクアウトを組み合わせた店舗なども検討しやすい規模です。
既存内装を活かせる可能性
店内写真ではカウンター、客席、照明などの既存造作が確認できます。 スケルトン状態から店舗を作る場合と比べ、 利用できる造作や設備が多ければ 開業時の工事負担を軽減できる可能性があります。
飲食店では貴重な駐車場条件
募集資料では駐車場が月額6,600円で、 2台利用必須、最大4台分まで継承相談可能とされています。 車での来店を想定する飲食店にとって、 駐車場を確保できることは重要な検討材料になります。
今回は造作譲渡金150万円に加え、 食洗器・製氷機についてリース引継ぎ条件があります。 居抜き売却では、見た目上店舗に残っている設備であっても、 すべてが売主所有とは限りません。 造作譲渡契約の前に、所有設備・貸主設備・リース品を分けて 一覧化しておくことが重要です。
店舗を売却する売主側のメリット
- 原状回復前に造作価値を確認できる
カウンター、客席、厨房設備などを撤去する前に、 次の出店者が利用できるか確認できます。 - 撤去費用・原状回復費用を抑えられる可能性
貸主の承諾を得て居抜きで引き継げれば、 解体や設備撤去の範囲を減らせる場合があります。 - 造作譲渡金を回収できる可能性
今回のように既存内装・設備に価値があれば、 造作譲渡金を設定して店舗売却できる場合があります。 - 次テナントへの引継ぎを進めやすい
内装や設備を残した状態で買主候補を探すことで、 閉店から引渡しまでを効率よく進められる可能性があります。
居抜き店舗を購入する買主側のメリット
使用可能な内装・設備があれば、 一から店舗を作る場合より工事費を抑えられる可能性があります。
カウンターや客席配置が残っているため、 内覧時に開業後のイメージを具体化しやすくなります。
エアコンや造作、厨房関連設備など、 状態や所有区分を確認したうえで利用できる場合があります。
スケルトンから作るより工事範囲を減らせれば、 オープンまでの期間短縮につながる可能性があります。
店舗売却査定前に確認したいチェックリスト
- 貸主・管理会社から居抜き売却や造作譲渡の承諾を得られるか
- 賃貸借契約上、造作譲渡に制限がないか
- 厨房設備・空調・什器・備品の一覧を作成できるか
- 貸主所有設備と売主所有設備を区別できているか
- リース品・レンタル品が含まれていないか
- 原状回復義務の範囲を確認しているか
- 造作譲渡金が現在の市場に対して妥当か
- 解約通知前に店舗売却査定を相談できているか
- 営業中の場合、従業員や顧客への情報管理ができているか
店舗売却では、解約通知を出した後よりも 閉店・移転を考え始めた段階で相談した方が、 買主募集や貸主承諾のための時間を確保しやすくなります。 特に飲食店 居抜き売却では、 原状回復工事を発注する前に造作価値を確認することが重要です。
サンコー不動産の店舗売却・居抜き売却サポート
サンコー不動産では、名古屋市・愛知県内を中心に、 飲食店・カフェ・ベーカリー・居酒屋・バー・美容系店舗などの 店舗売却、居抜き売却、造作譲渡のご相談を承っています。
店舗内装・厨房設備・什器などを確認し、 売却条件を整理します。
名古屋市内を中心に愛知県内の店舗売却相談に対応します。
買主探しだけでなく、 貸主・管理会社との条件整理もサポートします。
約10~20坪程度の飲食店や美容系店舗などもご相談いただけます。
店舗売却査定から引き渡しまでの流れ
閉店予定時期、賃貸条件、店舗の状況をお伺いします。
内装、厨房、空調、什器、リース品等を整理します。
造作譲渡金、引渡時期、募集条件を検討します。
出店希望者へ紹介し、内覧や条件確認を進めます。
造作譲渡と新たな賃貸借条件を整理し、 貸主・管理会社と調整します。
譲渡設備・契約条件を確認し、 次の出店者へ引き渡します。
まとめ|原状回復する前に店舗の価値を確認する
今回の名古屋市守山区四軒家の店舗は、 約13.98坪の1階飲食店居抜き店舗で、 造作譲渡150万円という条件が設定されています。
居抜き店舗では、内装や設備が残っていることだけでなく、 駐車場、賃料、店舗サイズ、厨房設備、 リース品の有無などを含めて総合的に評価されます。
店舗を閉店・撤退するとき、 すぐに原状回復工事を進めてしまうと、 まだ利用できる造作や設備の売却機会を失う場合があります。
閉店や移転を検討し始めた段階で店舗売却査定を行い、 居抜き売却・造作譲渡が可能か確認しておくことで、 原状回復費用や撤去費用を軽減できる可能性があります。
※本ページは募集時資料をもとに、店舗売却・居抜き売却の実務事例として 整理したものです。資料上、成約時の最終条件は確認できないため、 記載金額等は募集時条件です。 設備の所有権、リース条件、駐車場空き状況、出店可能業種等は 契約前に個別確認が必要です。
店舗を原状回復する前にご相談ください
「この内装は売れるのか」 「造作譲渡金はいくらくらいになるのか」 「まだ営業中なので秘密で相談したい」 といった段階でもご相談いただけます。 名古屋・愛知で店舗売却、居抜き売却をご検討の方は、 原状回復工事を進める前に一度ご相談ください。