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閉店や移転の際、店舗をすぐに解体して原状回復する必要があるとは限りません。 カウンターや客席などの既存内装が残っていれば、 次の出店者へ居抜きで引き継げる可能性があります。 今回は名古屋市中川区法華西町エリアの小規模居抜き店舗をもとに、 店舗売却・造作譲渡を考える際の実務ポイントをご紹介します。
今回の事例は、名古屋市中川区法華西町エリアにある1階貸店舗です。 使用部分面積は38.15㎡、坪換算で約11.54坪。 RC造3階建の1階部分で、募集資料上は飲食店可・居抜き・トイレありとされています。
写真ではカウンター席やソファ席などの既存内装が確認でき、 何もないスケルトン状態と比べて、次の出店者が営業後の店舗イメージを 持ちやすい区画となっています。
| エリア | 名古屋市中川区法華西町 |
|---|---|
| 最寄駅 | 名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線 中島」駅 徒歩23分 |
| その他交通 | 地下鉄東山線「高畑」駅 徒歩24分/あおなみ線「南荒子」駅 徒歩24分 |
| 業態 | 飲食店可・居抜き。前テナントの具体的業種は資料上要確認 |
| 専有面積 | 38.15㎡(約11.54坪) |
| 所在階 | RC造3階建の1階部分 |
| 築年月 | 1991年11月 |
| 賃料 | 110,000円 |
| 保証金 | 2ヶ月 |
| 礼金 | 1ヶ月 |
| 敷金 | なし |
| 共益費・管理費 | なし |
| 駐車場 | なし |
| 造作譲渡金 | 募集資料への記載なし・要確認 |
| 設備 | トイレ。その他設備は現地確認要 |
| その他 | 現状渡し、事務所利用可、引渡し即時 |
大型店と比べ、約11.5坪の店舗は出店時の内装面積を抑えやすく、 少人数運営の飲食店やバー、テイクアウトなどを検討する事業者にとって 比較しやすいサイズです。
掲載写真では、カウンターやソファ席など既存の店舗内装が確認できます。 次の業態と内装の相性が良ければ、すべてを撤去せずに活用できる可能性があります。
1階部分の居抜き店舗で、現在のレイアウトを確認しながら 客席数やカウンター配置などを検討できます。 スケルトン物件より具体的な営業イメージを持ちやすい点も特徴です。
店舗 閉店や店舗 撤退を決めたからといって、 すぐにカウンターや客席を撤去してしまう必要があるとは限りません。 次の出店者が利用できる内装であれば、居抜き売却や造作譲渡という選択肢があります。
貸主の承諾を得て現況のまま次テナントへ引き継ぐことができれば、 解体・撤去にかかる原状回復費用を抑えられる可能性があります。 実際の原状回復義務は賃貸借契約の確認が必要です。
内装、厨房設備、空調、什器などに市場価値があれば、 造作譲渡金を設定して次の出店者へ譲渡できる場合があります。 金額は設備状態・年式・賃貸条件・市場需要を踏まえて設定します。
造作に価格が付かなかった場合でも、 次の借主が内装をそのまま引き継いでくれることで、 撤去費用の負担を避けられる可能性があります。 店舗売却では「いくらで売れたか」だけでなく、 退去時の総負担がいくら減ったかを見ることも重要です。
飲食店 居抜き売却では、次の出店者にもメリットがあります。 既存内装を活かせれば、スケルトンから店舗をつくる場合に比べ、 初期投資や開業準備期間を抑えられる可能性があります。
一方で、居抜きだから必ず安く開業できるわけではありません。 設備が古い場合には修理や交換が必要になることもあります。 電気容量、給排水、ガス、空調、厨房設備等については、 契約前に現地で確認することが重要です。
特に重要なのが、解約通知を出すタイミングです。 名古屋 店舗売却・愛知 店舗売却のご相談では、 「退去日まであと1ヶ月」という状態から相談をいただくケースもあります。
買主候補への紹介、内覧、貸主審査、条件交渉、契約には時間が必要です。 そのため、閉店前 相談の段階から動くことで、 居抜き売却の選択肢を残しやすくなります。
サンコー不動産では、飲食店の居抜き売却をはじめ、 カフェ、居酒屋、バー、ベーカリー、美容サロンなど、 小規模店舗の店舗売却・退去前相談に対応しています。
店舗売却では、単に「買主を探す」だけでは十分ではありません。 貸主への承諾確認、賃貸条件の整理、造作譲渡条件、 設備の所有関係、契約、引渡しまでを一つずつ整理する必要があります。
原状回復する前に店舗の状態を確認し、 「売却できるもの」「引き継げるもの」「撤去が必要なもの」を 実務目線で整理します。
閉店・移転・撤退の予定や、希望時期を確認します。
内装、設備、厨房、什器など現況を確認します。
造作譲渡金や引渡し条件を整理します。
店舗の規模や業態と相性の良い出店希望者へ紹介します。
造作条件と新しい賃貸借条件を調整します。
造作譲渡契約等を締結し、次の出店者へ引き継ぎます。
今回のような約11.5坪の小規模店舗でも、 既存カウンターや客席などを次の出店者が活用できる可能性があります。
店舗売却というと、大きな飲食店や高額な厨房設備がある店舗だけの話に 感じる方もいらっしゃいますが、実際には小さな居酒屋、バー、カフェ、 美容サロンなどでも居抜き売却・造作譲渡を検討できます。
また、造作譲渡金が高額にならなくても、 内装をそのまま引き継ぐことで原状回復費用や撤去費用を 抑えられるのであれば、売主にとって十分なメリットになることがあります。
大切なのは、解体工事を依頼する前、そしてできれば解約通知を出す前に、 一度店舗の価値を確認してみることです。
名古屋市・愛知県で店舗の閉店、移転、撤退をご検討中の方へ。
内装や設備を撤去する前に、居抜き売却・造作譲渡として
次の出店者へ引き継げる可能性を確認してみませんか。