約43.66坪の飲食店居抜き
名古屋市中心部で店舗売却を検討する際は、 立地だけでなく、既存の厨房設備や店舗内装、 店舗面積、賃貸条件などを総合的に整理することが重要です。
今回は、名古屋市中区錦3丁目、 地下鉄東山線「栄」駅徒歩5分の飲食店居抜き店舗を事例として、 居抜き売却・造作譲渡で評価されやすいポイントを解説します。
店舗売却事例の概要|錦3丁目・栄駅徒歩5分の飲食店居抜き
対象店舗は、名古屋市中区錦3丁目に位置する飲食店です。 地下鉄東山線「栄」駅から徒歩5分のエリアにあり、 使用部分面積は144.33㎡、坪換算で約43.66坪です。
店舗は2階~3階部分にまたがる構成で、 現在も店舗として使用されています。 引渡時期については相談となっており、 既存の飲食店内装・厨房設備等を活かした 居抜き売却が検討されている事例です。
| 所在地 | 愛知県名古屋市中区錦3丁目 |
|---|---|
| 最寄駅 | 地下鉄東山線 栄駅 徒歩5分 |
| その他交通 | 伏見駅 徒歩8分/丸の内駅 徒歩9分 |
| 専有面積 | 144.33㎡(約43.66坪) |
| 階数 | 2階~3階部分 |
| 構造 | 募集資料上「不詳」 |
| 築年月 | 募集資料内で記載内容に相違があるため要確認 |
| 契約形態 | 定期借家/再契約相談 |
| 賃料 | 660,000円/月 |
| 管理費等 | 55,000円/月 |
| 礼金 | 2ヶ月 |
| 敷金 | なし |
| 保証金 | 6.6ヶ月/解約時6ヶ月償却 |
| その他手数料 | 1ヶ月分との記載あり/詳細要確認 |
| 造作譲渡金 | 770万円 |
| 造作譲渡手数料 | 70万円(税別) |
| 業態 | 飲食店 |
| 現況 | 使用中 |
| 引渡時期 | 相談 |
| 駐車場 | 募集資料上記載なし/要確認 |
| 設備・厨房設備 | 募集資料の掲載写真では、厨房区画、業務用厨房機器、 客席スペース等の既存設備・造作が確認できます。 詳細な設備内容、所有関係、動作状況については現地確認によります。 |
| 業態・業種制限 | 募集資料上は「無し」。 実際の出店可否については貸主・管理会社等への確認が必要です。 |
| 営業時間制限 | 募集資料上は「無し」 |
募集条件では造作譲渡金770万円が設定されています。 飲食店の造作譲渡では、内装だけでなく、 厨房機器、空調、給排水設備、客席造作、什器備品など、 「何を譲渡するのか」を設備一覧として明確にすることが重要です。
なぜこの店舗が次の出店者に評価されやすいのか
栄駅徒歩5分・錦3丁目の立地
飲食店の出店では、駅からの距離と商業エリアとしての立地が 重要な判断材料になります。 本店舗は地下鉄東山線「栄」駅から徒歩5分。 伏見駅・丸の内駅も徒歩圏として募集資料に記載されています。
約43.66坪の店舗面積
144.33㎡、約43.66坪の店舗面積があり、 一定規模の客席や厨房スペースを必要とする 飲食店の出店候補として検討しやすい広さです。
居抜き売却では、既存の客席と厨房の配置を 次の出店者がどこまで活用できるかが重要になります。
既存厨房・内装を活用できる可能性
募集資料の写真では、業務用厨房設備や 飲食店として使用されている既存内装が確認できます。
次の出店業態との相性が良ければ、 スケルトン状態から新たに店舗を施工する場合と比較し、 工事費や開業準備期間を抑えられる可能性があります。
売主側のメリット|原状回復前に造作価値を確認する
原状回復費用を軽減できる可能性
飲食店の退去では、 厨房設備・ダクト・給排水・内装等の撤去により、 原状回復費用が大きくなるケースがあります。
次の借主が既存の店舗造作を引き継ぐことができれば、 撤去・廃棄費用を軽減できる可能性があります。
造作譲渡金を回収できる可能性
今回の募集条件では造作譲渡金770万円が設定されています。 利用可能な内装・厨房設備を撤去する前に募集することで、 店舗の残存価値を資金として回収できる可能性があります。
次テナントへ引き継げる可能性
貸主・管理会社の承諾と、 新しい借主の賃貸借契約が成立すれば、 店舗を次の事業者へ引き継げる可能性があります。
店舗売却では、造作譲渡と新規賃貸借契約を 並行して進めることが重要です。
買主側のメリット|居抜きなら初期投資を抑えられる可能性
- 既存厨房を利用できれば新規設備投資を抑えやすい
- 実際の客席・厨房導線から営業イメージを持ちやすい
- 利用可能な内装・設備・造作を引き継げる可能性がある
- スケルトンから施工するより開業準備を短縮できる可能性がある
ただし、店舗内に残されている設備が すべて造作譲渡の対象になるとは限りません。
飲食店 居抜き売却では、 厨房機器、冷蔵・冷凍設備、空調、ダクト、 給排水、電気・ガス設備について、 所有関係・譲渡対象・動作状況を確認することが重要です。
また、募集資料ではインフラ容量について 事前調査を行うよう記載されています。 現在と異なる業態で出店する場合には、 必要な電気・ガス・給排水容量を契約前に確認する必要があります。
店舗売却査定前に確認したい7つのチェックポイント
- 貸主・管理会社が居抜き退去・造作譲渡を認めているか
- 賃貸借契約上、造作譲渡が可能か確認しているか
- 厨房機器・空調・什器備品等の設備一覧を整理しているか
- 退去時の原状回復義務がどこまであるか
- 造作譲渡金が設備状態や市場性に対して妥当か
- 解約通知を出す前に店舗売却査定を行ったか
- 営業中の場合、店舗名・詳細住所等の情報公開範囲を決めているか
解約通知を出した後や原状回復工事を発注した後では、 買主候補を探す期間や貸主との条件調整期間が 十分に確保できない場合があります。
閉店・移転を検討し始めた段階で、 内装を壊す前に「居抜きで店舗売却できるか」を 確認しておくことが重要です。
サンコー不動産の店舗売却・居抜き売却サポート
サンコー不動産では、名古屋市・愛知県内を中心に、 飲食店の店舗売却、居抜き売却、造作譲渡のご相談に対応しています。
居酒屋、バー、カフェ、ベーカリー、 和食・洋食系店舗、テイクアウト店など、 幅広い飲食店舗の売却・造作譲渡をサポートします。
名古屋 店舗売却・愛知 店舗売却の エリア特性や賃貸条件を踏まえながら、 買主候補へ伝わりやすい募集条件を整理します。
厨房設備、内装、空調、什器備品等を確認し、 造作譲渡金や譲渡対象となる設備を整理します。
造作譲渡だけでは店舗の引継ぎは完了しません。 新しい借主の賃貸条件や貸主承諾まで並行して調整します。
閉店予定を一般公開したくない場合は、 店舗名や詳細住所を伏せ、 問い合わせ者のみに詳細情報を開示する方法も検討できます。
飲食店だけでなく、美容室、サロン、 テイクアウト店等の店舗売却相談にも対応します。
店舗売却査定から引き渡しまでの流れ
閉店・移転・撤退の予定時期、 現在の賃貸借契約、希望する造作譲渡条件等を確認します。
店舗内装、厨房設備、空調、什器備品等を確認し、 次の出店者へ引き継げる設備を整理します。
造作譲渡金、引渡時期、募集方法、 情報公開範囲等を整理します。
立地、店舗面積、賃貸条件、 内装・厨房設備等の特徴を整理し、 条件に合う出店希望者へ紹介します。
造作譲渡金や設備範囲を調整するとともに、 新しい借主の賃貸条件について 貸主・管理会社との承諾手続きを進めます。
賃貸借契約、造作譲渡契約その他必要な契約を締結し、 店舗・設備・鍵等を引き渡します。
まとめ|錦3丁目の飲食店も原状回復前に居抜き価値を確認
今回の店舗は、栄駅徒歩5分、 約43.66坪の飲食店居抜きで、 募集条件では造作譲渡金770万円が設定されています。
飲食店の店舗売却では、 厨房機器や内装だけで価値が決まるわけではありません。 立地、賃料、店舗面積、既存設備、 客席と厨房の導線、次の業態との相性、 そして貸主承諾まで含めて総合的に判断することが重要です。
また、売主にとって居抜き売却のメリットは、 造作譲渡金を受け取れる可能性だけではありません。 次の借主へ内装や設備を引き継ぐことで、 原状回復費用や厨房設備の撤去・処分費用を 軽減できる可能性があります。
閉店・移転・撤退を検討している方は、 厨房設備を処分したり内装解体を始めたりする前に、 まず店舗売却査定を行うことをおすすめします。
原状回復する前だからこそ、 「造作譲渡で売却する」 「居抜きで次の借主へ引き継ぐ」 「原状回復して退去する」 といった複数の選択肢を比較できます。
名古屋市・愛知県内の店舗売却、居抜き売却、造作譲渡について、 現在の店舗状況を確認しながら無料でご相談いただけます。