約21.34坪・1階の飲食店居抜き
飲食店の店舗売却では、造作や厨房設備だけでなく、 駅からの距離、賃料、店舗面積、1階店舗であること、 次の出店者が既存内装を活用しやすいかといった要素が重要になります。
今回は、名古屋市天白区塩釜口1丁目にある、 地下鉄鶴舞線「塩釜口」駅徒歩1分の飲食店店舗を事例として、 居抜き売却・造作譲渡で確認しておきたいポイントをご紹介します。
店舗売却事例の概要|塩釜口駅徒歩1分・約21.34坪
対象店舗は、愛知県名古屋市天白区塩釜口1丁目840、 「あさみビル」1階。 名古屋市営地下鉄鶴舞線「塩釜口」駅から徒歩1分という駅近立地です。
使用部分面積は70.56㎡、約21.34坪。 RC造4階建の1階部分で、募集資料上は飲食店可。 現況は使用中で、引渡時期は相談となっています。
| 所在地 | 愛知県名古屋市天白区塩釜口1丁目840 |
|---|---|
| 建物名 | あさみビル 1階 |
| 最寄駅 | 地下鉄鶴舞線 塩釜口駅 徒歩1分 |
| その他交通 | 八事駅 徒歩16分/植田駅 徒歩17分 |
| 専有面積 | 70.56㎡(約21.34坪) |
| 構造・階数 | RC造4階建/1階部分 |
| 築年月 | 1984年4月 |
| 契約形態 | 定期借家契約10年予定(変更となる可能性あり) |
| 賃料 | 220,000円/月 ※条件変更の可能性あり |
| 管理費・共益費 | 募集資料上記載なし/要確認 |
| 礼金 | なし |
| 敷金 | なし |
| 保証金 | 6ヶ月 |
| 造作譲渡金 | 450万円 |
| 駐車場 | なし |
| 現況 | 使用中 |
| 引渡時期 | 相談 |
| 設備・造作 | 募集図面掲載写真では、木目調を基調とした客席、 カウンター、厨房スペース等が確認できます。 詳細な厨房設備・什器備品一覧は現地確認によります。 |
| リース品 | コールドテーブル |
| 出店可能業種 | 飲食店可。業態は相談。 募集資料では貸主が同業態を希望している旨の記載があり、 最終条件は貸主・管理会社との協議によります。 |
| 前テナント業種 | 募集資料上、具体的な業態名の記載なし/要確認 |
募集資料上の造作譲渡金は450万円です。 一方、コールドテーブルはリース品と記載されているため、 造作譲渡契約を締結する際には「売主所有設備」と 「リース・レンタル設備」を分けて整理することが重要です。
なぜこの店舗が次の出店者に評価されやすいのか
塩釜口駅徒歩1分の駅近立地
飲食店の出店では駅からの距離が重要な判断材料になります。 本店舗は地下鉄鶴舞線「塩釜口」駅徒歩1分。 来店客のアクセスだけでなく、従業員の通勤面でも 検討しやすい立地条件といえます。
約21.34坪・1階の店舗
70.56㎡の1階店舗は、 小規模から中規模の飲食店を検討する事業者にとって、 客席と厨房のバランスを検討しやすい規模です。 既存店舗のレイアウトを確認しながら出店計画を立てられます。
既存内装・造作を活用できる可能性
募集図面の写真では、カウンター、テーブル席、 厨房スペースなど既存の飲食店内装が確認できます。 次の出店者の業態と相性が良ければ、 スケルトンから施工する場合と比較して 工事負担を抑えられる可能性があります。
売主側のメリット|造作450万円の価値を原状回復前に検討
原状回復費用を軽減できる可能性
閉店時に店舗をスケルトンへ戻す場合、 内装解体・厨房撤去・廃棄処分などの原状回復費用が 発生する可能性があります。 次の借主が造作を引き継げれば、 撤去負担を軽減できる場合があります。
造作譲渡金を回収できる可能性
今回の募集条件では造作譲渡金450万円が設定されています。 内装や設備に利用価値があるうちに募集することで、 閉店時に一定額を回収できる可能性があります。
営業中の状態で価値を伝えやすい
使用中の店舗であれば、 実際の客席配置や厨房導線を出店希望者が確認しやすくなります。 営業イメージを持ってもらいやすいことは、 居抜き売却におけるメリットの一つです。
店舗売却では「造作譲渡金をいくらにするか」だけではなく、 原状回復費用、残存設備の価値、募集期間、 次の借主が負担する初期費用などを総合的に考える必要があります。
買主側のメリット|既存の飲食店内装を活かした出店
- 既存内装を活用できれば初期投資を抑えやすい
- 客席や厨房を確認しながら営業イメージを持ちやすい
- 利用可能な設備・造作をそのまま使える可能性がある
- スケルトンから作るより開業準備期間を短縮できる可能性がある
一方で、造作譲渡金450万円が設定されているからといって、 すべての設備が譲渡対象になるとは限りません。 今回はコールドテーブルがリース品とされています。
飲食店 居抜き売却では、 厨房機器・空調・給排水・電気・ガス設備について、 「所有者」「動作状況」「譲渡対象かどうか」を 契約前に明確にしておくことが重要です。
店舗売却査定前に確認したい7つのチェックポイント
- 貸主・管理会社が居抜き退去・造作譲渡を認めているか
- 賃貸借契約上、造作譲渡が可能か確認しているか
- 厨房機器・設備・什器備品の一覧を作成しているか
- 原状回復義務の範囲を確認しているか
- 造作譲渡金が設備状態や市場性に対して妥当か
- 解約通知を提出する前に店舗売却査定を行ったか
- 営業中の場合、店舗名・住所等の情報公開範囲を決めているか
解約通知を提出した後や原状回復工事を発注した後では、 買主候補を探したり貸主と調整したりする期間が 短くなる場合があります。 「閉店することは決めたが、まだ解約通知を出していない」 という段階で店舗売却の可能性を確認することがポイントです。
サンコー不動産の店舗売却・居抜き売却サポート
サンコー不動産では、名古屋市・愛知県内を中心に、 飲食店の店舗売却、居抜き売却、造作譲渡のご相談に対応しています。
居酒屋、カフェ、バー、ベーカリー、テイクアウト店など、 小規模飲食店の売却・造作譲渡に対応します。
名古屋 店舗売却・愛知 店舗売却のエリア特性や 賃料条件を踏まえて募集条件を整理します。
厨房設備、内装、什器備品、リース品を整理し、 造作譲渡金や引渡条件を設計します。
次の借主への引継ぎには貸主・管理会社との調整が重要です。 賃貸条件と造作譲渡を並行して整理します。
閉店予定を広く公開したくない場合は、 店舗名や詳細住所を伏せた募集方法も検討できます。
飲食店だけでなく、美容室・サロン等、 内装や設備に価値がある店舗の売却相談にも対応します。
店舗売却査定から引き渡しまでの流れ
閉店・移転・撤退時期、現在の賃貸借契約、 希望する造作譲渡条件をお伺いします。
店舗内装、厨房設備、空調、什器備品、 リース品等を確認します。
造作譲渡金、引渡時期、募集方法、 情報公開範囲などを整理します。
店舗の立地、広さ、設備、既存内装等を整理し、 条件に合う出店希望者へ紹介します。
造作譲渡条件と、新しい借主の賃貸条件を調整し、 貸主・管理会社の承諾取得を進めます。
賃貸借契約、造作譲渡契約等を締結し、 設備・造作・鍵等を引き渡します。
まとめ|塩釜口駅徒歩1分の飲食店は造作を壊す前に価値を確認
今回の店舗は、塩釜口駅徒歩1分、 約21.34坪、1階という条件に加えて、 飲食店として利用されている既存内装・造作が確認できる店舗です。 募集資料上では造作譲渡金450万円が設定されています。
このような店舗の居抜き売却では、 造作の見た目だけでなく、 店舗立地、賃料、面積、厨房設備、 次の業態との相性、貸主承諾を総合的に判断することが重要です。
売主にとっては、造作譲渡金による資金回収だけでなく、 次の借主へ店舗を引き継ぐことで 原状回復費用を軽減できる可能性があります。
閉店・移転・撤退を検討している場合は、 内装を解体したり厨房設備を処分したりする前に、 店舗売却査定を行うことをおすすめします。 原状回復前であれば、 「造作譲渡」「居抜き売却」「原状回復」の それぞれの選択肢を比較できます。
名古屋市・愛知県内の店舗売却、居抜き売却、造作譲渡について、 現在の店舗状況を確認しながらご相談いただけます。