住宅ローンが残っていても家は売れる?残債ありで不動産買取する流れ|名古屋

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2026年04月01日

住宅ローンが残っていても家は売れる?残債ありで不動産買取する流れ|名古屋

名古屋・愛知の不動産買取・住宅売却

住宅ローンが残っていても家は売れる?
残債ありで不動産買取する流れ|名古屋

住宅ローン返済中でも不動産売却は可能です。残債確認から抵当権抹消、オーバーローンの場合の考え方まで分かりやすく解説します。

「住宅ローンがまだ1,500万円残っているけれど、家を売ることはできますか?」

不動産売却のご相談では、このような質問をいただくことがあります。

「ローンを完済してからでないと売れない?」
「売却代金で住宅ローンを返しても大丈夫?」
「家の査定額よりローン残高の方が多かったら?」
「離婚で早く家を売りたい」
「毎月の住宅ローン返済が負担になっている」

結論からいうと、住宅ローンが残っている状態でも家やマンションを売却することは可能です。

実際の不動産売買でも、売却代金を利用して住宅ローンを完済し、同時に抵当権を抹消する形は一般的です。

ただし、重要なのは「住宅ローン残高」と「実際に手元へ残る売却代金」の比較です。

今回は、名古屋・愛知で不動産買取を行う株式会社サンコー不動産が、住宅ローンが残っている家を売却する流れ、抵当権、オーバーローン、不動産買取について実務目線で解説します。

最初に確認したいポイント
住宅ローンが残っているからといって、査定前に全額返済する必要はありません。まず現在のローン残高と不動産の査定価格を確認し、売却できる条件を整理することが大切です。

住宅ローンが残っていても家を売れる理由

住宅ローンを利用して住宅を購入すると、通常は金融機関による抵当権が不動産に設定されています。

抵当権が設定されたままでは、一般的な不動産売買として買主へ引き渡すことが難しいため、売却時には住宅ローンを返済し、抵当権を抹消する手続きを行います。

ここで重要なのは、住宅ローンを売却前に自己資金だけで完済する必要はないということです。

一般的には決済日に、

① 買主から売買代金を受け取る
② その代金から住宅ローンを一括返済する
③ 金融機関から抵当権抹消に必要な書類を受け取る
④ 抵当権抹消と所有権移転の登記手続きを進める

という流れになります。

法務局でも、住宅ローンを完済した場合には抵当権抹消登記の手続きが案内されています。

まずは住宅ローンの「残高」を確認する

売却を考えたら、まず確認したいのが現在の住宅ローン残高です。

例えば、

住宅ローン残高:1,800万円
不動産査定価格:2,300万円

であれば、売却諸費用を考慮する必要はありますが、売却代金で住宅ローンを完済できる可能性があります。

反対に、

住宅ローン残高:2,500万円
不動産査定価格:2,000万円

であれば、単純計算でも500万円の不足が発生します。

このように、売却価格がローン残高を上回るか下回るかによって進め方が変わります。

アンダーローンとオーバーローンとは?

住宅売却では、「アンダーローン」「オーバーローン」という言葉が使われることがあります。

状態 意味
アンダーローン 売却代金等で住宅ローンを完済できる状態
オーバーローン 売却しても住宅ローンを全額返済できない状態

ただし、本当に確認すべきなのは「査定価格-ローン残高」だけではありません。

実際には、売却に伴う登記費用、金融機関への一括返済に関する費用、仲介で売却する場合の仲介手数料なども考える必要があります。

そのため、「いくらで売れるか」ではなく「売却後にいくら返済へ充てられるか」で判断することが重要です。

住宅ローン残債ありで売却する流れ

① 住宅ローン残高を確認する

まず金融機関の残高証明書やインターネットバンキングなどで、現在の住宅ローン残高を確認します。

決済予定日時点の一括返済額は現在の表示残高と異なる場合があるため、売却が具体化した段階で金融機関へ確認します。

② 不動産査定を受ける

次に、土地・戸建て・マンションの査定を行います。

住宅ローン残高だけ確認しても、現在その不動産がいくらで売却できるのか分からなければ判断できません。

特に急いで売却したい場合は、仲介での想定売却価格と不動産会社による買取価格の両方を比較すると分かりやすくなります。

③ 売却後の手残りを計算する

査定価格から、ローン残高と売却に必要な費用を差し引きます。

売却価格 − 住宅ローン残高 − 売却費用 = おおよその手残り

プラスであれば比較的進めやすいですが、マイナスになる場合は不足額をどのように処理するか検討します。

④ 金融機関へ一括返済の手続きを確認する

売却が決まったら、住宅ローンを借りている金融機関へ連絡します。

金融機関ごとに、一括返済の申込み期限や必要書類、手続方法が異なります。

決済日に抵当権抹消書類を用意してもらえるよう、事前に段取りを行います。

⑤ 売買契約を締結する

条件がまとまったら売買契約を締結します。

不動産会社による直接買取であれば、一般の購入希望者を探す販売活動が不要なため、条件が合えば比較的短期間で契約まで進められる可能性があります。

⑥ 決済・ローン完済・抵当権抹消

決済日に売買代金を受け取り、住宅ローンの残債を一括返済します。

そのうえで、司法書士が所有権移転登記と抵当権抹消登記の手続きを進めるのが一般的です。

売却価格より住宅ローン残高が多い場合は?

問題になるのが、いわゆるオーバーローンです。

例えば、

住宅ローン残高:2,500万円
売却後に返済へ充てられる金額:2,100万円
不足額:400万円

という場合、そのままでは住宅ローンを完済できません。

通常の売却であれば、不足する400万円を自己資金などで補い、住宅ローンを完済して抵当権を抹消する方法を検討します。

不足額を準備できない場合には、金融機関との調整が必要になります。

住宅ローン残高を下回る価格で、金融機関に無断で売却して抵当権だけ外してもらうことはできません。
残債が売却代金を上回る場合は、必ず金融機関と相談しながら進める必要があります。

返済が難しい場合の「任意売却」とは?

住宅ローンの返済継続が難しく、売却代金でもローンを全額返済できない場合に検討される方法の一つが任意売却です。

任意売却では、金融機関など債権者の承諾を得たうえで不動産を売却し、売却代金を住宅ローン返済へ充てます。

住宅金融支援機構でも、返済継続が困難な場合について、任意売却によって残債務を圧縮する方法を案内しています。

ただし、任意売却をしたからといって、売却後に残った住宅ローンが自動的になくなるわけではありません。

残った債務については、金融機関等との間で返済方法を相談することになります。

任意売却を検討する可能性があるケース

・住宅ローン返済を継続することが難しい
・売却価格よりローン残高の方が大きい
・不足分を自己資金で用意できない
・競売になる前に通常の売買で整理したい

任意売却は金融機関等の同意が必要になるため、通常の不動産売却とは手続きが異なります。返済が厳しくなっている場合は、できるだけ早い段階で金融機関や専門家へ相談することが大切です。

住宅ローンが残っている家と不動産買取

「住宅ローンが残っているから買取してもらえない」ということはありません。

買取価格によって住宅ローンを完済でき、抵当権を抹消できるのであれば、不動産会社による直接買取も可能です。

不動産買取には、次のような特徴があります。

① 売却価格を早い段階で把握しやすい
買取価格が提示されれば、ローン完済後に手元へいくら残るか計算しやすくなります。

② 一般の買主を探す必要がない
不動産会社が直接買主となるため、内覧や長期間の販売活動を省ける場合があります。

③ 売却時期を調整しやすい
離婚、住み替え、相続整理、返済負担などで期限がある場合にも検討しやすい方法です。

④ 直接買取なら仲介手数料が不要
不動産会社自身が直接買主となる取引では、通常、媒介に対する仲介手数料は発生しません。

一方で、不動産買取価格は、一般の購入者へ仲介で売却する場合の想定価格より低くなる傾向があります。

そのため、住宅ローン残債が多い場合は、「早く確実に売ること」と「できるだけ高く売ること」のどちらを優先するかが特に重要になります。

離婚で住宅ローンが残っている場合

離婚に伴い住宅を売却する場合も、基本的な考え方は同じです。

まず、

・不動産の所有者は誰か
・住宅ローンの債務者は誰か
・連帯債務・連帯保証はあるか
・現在のローン残高はいくらか
・不動産の査定価格はいくらか

を確認します。

住宅ローンの名義と不動産の所有名義は別の問題です。

「離婚するから住宅ローンの名義も自動的に外れる」というものではありませんので、売却せずどちらかが住み続ける場合も含め、金融機関への確認が必要です。

住み替えの場合も先に査定しておく

新しい住宅へ住み替える場合も、今の住宅ローン残高と売却価格の確認が重要です。

現在の家を売却した代金でローンを完済し、その残金を新しい住宅の購入資金へ充てる計画であれば、売却価格によって新居の予算も変わります。

そのため、新居を先に決める前に、現在の自宅について、

住宅ローン残高 + 売却査定価格 + 売却費用

を確認しておくことをおすすめします。

住宅ローンが残っている家を売る前のチェックリスト

□ 現在の住宅ローン残高を確認した
□ 不動産の現在の査定価格を確認した
□ 売却に必要な費用を確認した
□ 売却代金でローンを完済できるか計算した
□ 不足額がある場合の資金を確認した
□ 金融機関へ一括返済の手続きを確認した
□ 仲介と買取のどちらが自分に合うか比較した

住宅ローン残債がある場合の税金にも注意

マイホームを売却して損失が発生した場合、一定の要件を満たすことで税制上の特例を利用できる可能性があります。

国税庁では、住宅ローンが残っているマイホームをローン残高を下回る価格で売却して譲渡損失が発生した場合、一定の要件のもとで、その損失を他の所得と損益通算し、控除しきれない分を翌年以後に繰り越せる特例を案内しています。

ただし、適用条件がありますので、実際に利用できるかは税務署・税理士等へ確認してください。

よくある質問

Q.住宅ローンを完済していなくても査定できますか?
A.もちろん可能です。むしろ、ローン残高と査定価格を比較して売却できる条件を確認するために、先に査定することをおすすめします。
Q.住宅ローンがあることは買主にとって問題ですか?
A.決済時に住宅ローンを完済し、抵当権を抹消できる段取りが整っていれば、住宅ローン返済中であることだけで通常の売却ができなくなるわけではありません。
Q.買取価格がローン残高より低ければ売れませんか?
A.不足分を自己資金などで補って完済できれば売却可能です。不足額を用意できない場合は、金融機関との調整が必要になります。
Q.任意売却をすれば残ったローンはなくなりますか?
A.原則として、売却後に残った債務まで自動的に消えるわけではありません。残債について金融機関等と返済方法を相談する必要があります。
Q.返済が苦しくなってから相談しても大丈夫ですか?
A.相談は可能ですが、選択肢を増やすためにも、滞納が続く前の早い段階で金融機関や不動産会社へ相談することをおすすめします。

まとめ|ローンが残っていても、まず査定して比較する

住宅ローンが残っている家でも売却することは可能です。

大切なのは、

・住宅ローン残高はいくらか
・現在の家はいくらで売れるか
・売却費用はいくらか
・売却代金でローンを完済できるか
・不足する場合はどう対応するか

を最初に整理することです。

「住宅ローンが残っているから売れない」と考えるのではなく、まず査定価格と残債を比較してみてください。

売却代金で完済できるのであれば、決済時に住宅ローンを返済して抵当権を抹消する形で売却できます。

一方、オーバーローンの場合は、不足分の準備や金融機関との調整が必要になります。

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株式会社サンコー不動産では、名古屋市・愛知県を中心に、土地・戸建て・マンション・空き家・相続不動産などの買取相談を承っています。

「住宅ローンがまだ残っている」
「売ったらいくら手元に残るか知りたい」
「離婚で早く家を整理したい」
「住み替えのため売却価格を知りたい」
「返済が負担になってきた」

といった段階からでもご相談いただけます。まずは現在の不動産価格と住宅ローン残高を整理するところから始めましょう。

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※本記事は一般的な不動産売却・住宅ローンに関する情報提供を目的としています。金融機関ごとに返済・抵当権抹消等の手続きは異なります。任意売却や残債の取扱いについては、ご利用中の金融機関、弁護士・司法書士等の専門家へご確認ください。税制の適用については税務署・税理士等へご確認ください。

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