造作をお金に変える、居抜き売却という選択

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2025年09月03日

造作をお金に変える、居抜き売却という選択

閉店コストを抑えて、店舗の価値を次のオーナーに引き継げます。具体的には原状回復工事費を大幅に削減できることや、設備や什器を「お金に換えられる」ことです。
  • 居抜き売却(造作譲渡)の流れ
1. 賃貸借契約の確認
造作譲渡をするには、物件オーナー(貸主)の承諾が必要な場合が多い
契約書に「造作譲渡禁止」の条文があることもあるので要チェック

2. 店舗の資産価値を査定
内装工事費用、厨房設備、美容器具などの残存価値を算定
一般的に50万〜300万円程度の造作譲渡料が設定されやすい
 
3. 募集活動
居抜き店舗専門サイト、仲介会社を通じて買主を募集
同業種(飲食→飲食、美容室→美容室)のほうが売却しやすい
 
4. 買主決定 & 貸主承諾
借主から貸主へ「この人に店舗を引き継ぎたい」と申請
貸主が新テナントとの賃貸借契約を結ぶ(承諾が必須)
 
5. 造作譲渡契約 & 引渡し
造作譲渡契約書を交わし、譲渡料を受け取る
引渡し後、新テナントがすぐに営業開始できる 
  • 飲食店居抜き売却のポイント

  1. ダクト・グリストラップ・冷蔵庫などの設備価値が大きい

  2. 駅近・繁華街立地は早期成約しやすい

  3. 同業種転用(ラーメン→ラーメン、焼肉→焼肉)がもっとも高値

  4. 譲渡額の相場:50万円〜300万円前後

重飲食系(ラーメン店・居酒屋)の居抜き売却 事例

① ラーメン店(造作譲渡 280万円)

  • エリア:名古屋市中川区

  • 店舗規模:18坪・カウンター+テーブル計25席

  • 設備:大型製麺機・ガスレンジ・ダクト・グリストラップ完備

  • 譲渡理由:オーナーの高齢による廃業

  • 結果:募集から2週間で同業希望者が決定

  • ポイント:製麺機や強力な換気設備など、重飲食対応の設備が高く評価
     


② 居酒屋(造作譲渡 350万円)

  • エリア:名古屋市中区栄・駅徒歩5分

  • 店舗規模:30坪・40席・ダクト複数系統あり

  • 設備:業務用冷蔵庫3台・焼き台・ホール什器一式

  • 譲渡理由:人件費高騰で撤退

  • 結果:居酒屋→居酒屋でスムーズに譲渡成立

  • ポイント:ダクト・排煙設備の整備が重飲食希望者に刺さった
     


③ 焼肉店(造作譲渡 500万円)

  • エリア:名古屋市千種区今池

  • 店舗規模:40坪・60席・無煙ロースター30台

  • 設備:強力排煙ダクト・冷凍冷蔵庫・製氷機

  • 譲渡理由:店舗拡大に伴う移転

  • 結果:同業者が居抜きで即決

  • ポイント:焼肉店は初期設備コストが1,000万円以上かかるため、高値での譲渡も成立しやすい

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